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両手ばさみの研ぎ方、お手入れ方法

使用する道具

  • 砥石(粗さの指定はしておりません。)
    現在お使いの砥石を使用してください。
    ※ダイヤモンド砥石でも可
  • 椿油(刃物用油)
    ※防錆、摩耗を軽減、動きをスムーズにします
  • メガネレンチ 10
    ※片手鋏のネジ外しに使用。
  • メガネレンチ 12
    ※両手鋏のネジ外しに使用。
    ※メーカーによってサイズが違うときもあります(ネジを外さず研ぐこともできます)。

研ぐ前に

研ぐ前にヤニ汚れ等を刃物クリーナーで落としてください。

ハサミの裏は絶対に研がないでください。

切れ味が落ちる原因や、刃こぼれの原因となります。

1.小刃研ぎ

刃研ぎをする際は、ケガをしないように注意して研いでください。


小刃研ぎをするとカエリが出ます。

刃を薄く研ぐと、枝・葉への食い込みがよくなりますが、薄い分刃こぼれしやすくなります。

刃を厚く研ぐと、食い込みが悪くなり切れ味が落ちますが、厚い分刃こぼれしにくくなります。

2.裏押し

小刃研ぎ後、裏押しをしないと刃と刃が噛んでしまったり、刃が小さくこぼれることがあります。

小刃研ぎ後


刃と刃が、カエリどうしで咬まないように裏押しをします。


  • 裏押しの角度は20〜30度位、大きさは0.3〜0.5ミリ以内にしてください。
  • 裏押しが小さいと良く切れます(葉刈用におすすめ)が、刃欠けしやすくなります。
  • 裏押しが大きいと切れ味は落ちます(小枝・枝用)が、刃欠けしにくくなります。
  • 裏押しを大きくしすぎた場合、小刃研ぎのみすると切れ味が戻ります。

小刃研ぎを2段刃にしても必ず裏押しをしてください。

3.歪(ひずみ)を見る

ハサミの間の隙間がネジの後ろから先まで空いている状態が最高の状態です。

歪が詰まっている場合、詰まっている所から先は、刃と刃が順番に当たっていかないので切れません。歪の修正は非常に難しいため、自社での修理になります。

4.仕上げに油をつける

ハサミの表裏全面、特にすれ合う所に粘りのある油を付けてください。

ハサミとハサミの間、ネジ部にも油をつけてください。

よく使い、いくら研いでも切れないハサミは弊社まで研ぎ直しに送ってください。

当社の研ぎ直しはネジ(カシメ)をはずし、裏研ぎ、小刃研ぎ、歪とり、先の合わせ、柄のガタ直しまで致します。→詳しくはこちら